継承すべき技術とは…

「木の家」と言われて、あなたはどんな家を想像しますか?

本当の木の家は、単に“木の香りがして、住み心地がいい”というレベルのものではないと考えます。

耐震性に富み、耐火性を発揮し、環境性能も驚くほど高い。

私たちは、日本古来の先人たちの知恵を土台に、日本の風土にふさわしい技術を持って家づくりをしています。

木を人の手でカタチにする

木のくせを読み、材種の特性を見抜く熟練した大工の経験と勘により適材適所の加工を施し、木材の最高強度を引き出す全体のバランスを考えた架構ができる匠の技。作り手(大工)の仕事が見える家づくりです。実際に目で見て体感して得ることができる技術を大切に継承していきたいと考えています。

機能性と職人の技“漆喰”へのこだわり

壁材には、無機質素材である漆喰を使用。漆喰は耐久性・耐汚染性・透湿性に優れています。外壁は左官ならではの風合いと味わいを残しつつシンプルな仕上げ、内壁はムラのないローラー仕上げに。機能性と職人の技が光る美しい仕上がりが漆喰にこだわる理由です。

技と術を次世代へ継承

教科書だけで学ぶ事はできない、伝統技術は目で見て記憶し、経験を積み重ねることが大切です。実際に体感できる技術を私たちは有し、今も使っています。この技術を絶やさないためにも次のまた次の世代へも引き継げたらと考えます。まずは技術を見て、知っていただくために、インターン受入れを行い棟梁の育成を進めています。